2000・01年、実績のある野村監督を以てしても、最下位からの脱却は果たせなかった。夫人の脱税事件による逮捕も相まって野村が退任すると、後任には闘将・星野仙一が就いた。
7年続いた巨人戦の負け越しは03年にストップし、この10年間は128勝121敗6分。2リーグ分裂後のディケイド別対戦成績では、史上初の巨人に勝ち越したチームとなった。また、星野の後任に岡田が就任した2005年にもリーグ優勝を果たすが、日本シリーズでは歴史的な惨敗を喫してしまう。
2002年
チーム成績
140試合 66勝 70敗 4分 .485
順位
4位
監督
星野 仙一
タイトル獲得者
投手
井川 慶(最多奪三振)
野手
赤星 憲広(盗塁王)
今岡 誠(ベストナイン=セカンド)
記録達成者
4/23 桧山進次郎100本塁打
ドラフト入団選手
自由獲得枠 安藤 優也 (投手/24/トヨタ自動車)
自由獲得枠 浅井 良 (捕手/22/法政大学)
4巡目 桜井 広大 (外野手/18/PL学園)
5巡目 中林 祐介 (投手/18/金沢)
6巡目 藤原 通 (内野手/22/立命館大学)
7巡目 喜田 剛 (外野手/22/福岡大学)
8巡目 梶原 和隆 (投手/22/愛知工業大学)
9巡目 東 辰弥 (捕手/22/早稲田大学)
トレード・テスト入団選手
片岡 篤史(内野手/日本ハム)※以上、FA入団
斉藤 秀光(内野手/オリックス)※以上、塩谷和彦(内野手)との交換
横田 久則(投手/ロッテ)
川俣 浩明(投手/ロッテ)
原田 健二(投手/日本ハム) ※以上、テスト入団
橋本 武広(投手/西武)※以上、エバンス(内野手)との交換(5月)
その他特記事項
2001/12/20田淵幸一氏が24年ぶりに阪神復帰
10/12ファーム選手権優勝
2軍成績・順位
90試合51勝33敗6分.607 1位
2軍監督
岡田 彰布
この年の個人成績はコチラ
2003年
日本シリーズ成績
3勝4敗0分(ダイエー)
チーム成績
140試合87勝51敗2分 .630
順位
1位
監督
星野 仙一
タイトル獲得者
投手
井川 慶(最多勝利、防御率、沢村賞、ベストナイン)
野手
矢野 輝弘(ベストナイン、ゴールデングラブ)
ジョージ・アリアス(ベストナイン、ゴールデングラブ)
今岡 誠(首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ)
赤星 憲広(盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ)
記録達成者
4/10桧山進次郎1000試合出場
4/11アリアス100本塁打
4/29片岡篤史150本塁打
5/31金本知憲250本塁打
6/5伊良部秀輝 日米100勝
7/2桧山進次郎サイクルヒット
7/8今岡誠2試合連続初球先頭打者本塁打
ドラフト入団選手
自由獲得枠 杉山 直久 (投手/21/龍谷大学)
自由獲得枠 江草 仁貴 (投手/22/専修大学)
4巡目 中村 泰広 (投手/24/日本IBM野洲)
5巡目 久保田 智之 (投手/21/常盤大)
6巡目 三東 洋 (投手/24/ヤマハ)
7巡目 林 威助 (外野手/23/近畿大学)
8巡目 田村 領平 (投手/18/市和歌山商)
9巡目 新井 智 (投手/20/ローソン)
10巡目 伊代野 貴照 (投手/22/ローソン)
11巡目 萱島 大介 (内野手/22/ローソン)
12巡目 松下 圭太 (外野手/18/三瓶)
トレード・テスト入団選手
金本 知憲(外野手/広島)※以上、FA入団
佐久本 昌広(投手/ダイエー)※以上、松田匡司(外野手)との交換
野口 寿浩(捕手/日本ハム)※以上、坪井智哉(外野手)との交換
下柳 剛(投手/日本ハム)
中村 豊(外野手/日本ハム)※以上、山田勝彦(捕手)・伊達昌司(投手)との交換
柴田 佳主也(投手/日本ハム)
石毛 博史(投手/近鉄)
田中 聡(内野手/日本ハム)
早川 健一郎(外野手/ロッテ)※以上、テスト入団
久慈 照嘉(内野手/中日)※以上、無償トレード
伊良部 秀輝(投手/レンジャース)※以上、海外より移籍
吉田 篤史(投手/ロッテ)※以上、橋本武広(投手)との交換(4月)
※高波文一(外野手)が金銭で西武へ移籍(5月)
その他特記事項
5/9濱中、片岡、アリアス3連発(横浜)
9/15ヤクルト敗れて18年ぶりの優勝
10/10井川が20勝に到達
10/11ファーム選手権優勝
10/27ダイエーに破れて日本一ならず
10/28星野監督、健康上の理由で辞任。第30代監督に岡田彰布就任
10/28星野監督、正力賞受賞
11/3大阪・御堂筋パレード、神戸三宮パレード
2軍成績・順位
前期45試合23勝17敗5分.575 2位
後期45試合30勝13敗2分.698 1位
決定戦で広島破り優勝
2軍監督
木戸 克彦
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