1950年代【3】
最悪の状態で1950年代をスタートしたが、名将松木の元、数年で優勝争いするまでに甦っていった。ところが今度は難波事件の責任をとるかたちで、1954年、その松木が辞めていった。
球団は次期監督の扱いをめぐり、藤村達古参の選手の意見を無視し、反発をまねくするなどし失敗する。仕方なく藤村を兼任監督にするも、1956年オフ、今度は藤村が選手の大反乱にあう。1950年代のタイガースは、舞台裏がまるで落ち着かない状況が延々と続いていった。
1957年
チーム成績
130試合 73勝 54敗 3分 .573
順位
2位
監督
藤村 富美男
タイトル獲得者
投手
なし
野手
田宮 謙次郎 (ベストナイン)
吉田 義男 (ベストナイン)
三宅 秀史 (ベストナイン)
記録達成者
白坂 長栄 1000試合出場(→1020)
トレード・テスト入団選手
なし
その他特記事項
11/25 田中 義雄 監督に就任。藤村富美男は現役復帰
2軍成績・順位
26試合 13勝 11敗 2分 .542 5位
2軍監督
御園生 崇男
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1958年
チーム成績
130試合 72勝 58敗 0分 .554
順位
2位
監督
田中 義雄
タイトル獲得者
投手
なし
野手
田宮 謙次郎 (首位打者.320/ベストナイン)
吉田 義男 (ベストナイン)
記録達成者
なし
トレード・テスト入団選手
なし
その他特記事項
7/19~8/5 10連勝を記録
11/30 藤村 富美男 引退表明 背番号「10」は永久欠番に
12/15 田宮謙次郎、大毎へ移籍
2軍成績・順位
24試合 10勝 14敗 0分 .417 5位
2軍監督
御園生 崇男
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1959年
チーム成績
130試合 62勝 59敗 9分 .512
順位
2位
監督
田中 義雄
タイトル獲得者
投手
村山 実 (最優秀防御率投手1.19/沢村賞)
野手
吉田 義男 (ベストナイン)
藤本 勝己 (ベストナイン)
記録達成者
なし
トレード・テスト入団選手
藤重 登 (捕手/南海) ※以上、石垣 一夫(捕手)との交換
和田 功 (投手/大毎) ※以上、田宮 謙次郎(外野手)との交換
水上 静哉 (内野手/東映) ※以上、河津 憲一(外野手)との交換
その他特記事項
6/25 阪神-巨人 天覧試合(後楽園)
11/25 金田 正泰 監督に就任
2軍成績・順位
24試合 18勝 6敗 0分 .750 1位
2軍監督
後藤 次男
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1・2・3