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1985年 一丸野球で21年ぶり、歓喜の優勝!


前日の広島戦(広島)に7−3で勝利し、マジック1で迎えたこの日。ヤクルトに勝つか、引き分けるかで阪神の優勝が決まる。
先発投手は、阪神がリチャード・ゲイル、ヤクルトが荒木大輔。5万人の観衆の中、18時30分に試合は始まった。
先制したのはヤクルト。2回裏、制球に苦しむゲイルから、四番・杉浦がライトへソロホームランを放つ。阪神打線は3回まで若武者・荒木の速球の前に5三振と沈黙した。

しかし4回表、この回先頭の史上最強の一番打者・真弓明信がレフトスタンドへ同点の33号アーチを放つ。
切り込み隊長の同点打の後、二死から掛布雅之、岡田彰布がヒットでチャンスを作るも追加点はならず。
6回表。一死から、吉竹春樹がライト線へスリーベースをはなつと、ランディ・バースがセンターへ52号ホームラン!
3−1と勝ち越す。
ところがその裏、リチャード・ゲイルがつかまってしまう。四球でランナーを出した後、連打され同点に追いつかれKO。
リチャード・ゲイルの後を引き継いだ福間納も杉浦、八重樫にヒットを許し、3−5と逆転を許してしまう。
7回から、阪神は工藤一彦−佐藤秀明−野村収とつなぐ。ヤクルトは尾花が登板し、試合は3−5のまま9回へ進む。
9回表、この回先頭の四番・掛布雅之がようやく尾花をとらえる。レフトポールを直撃する39号ホームラン!これで1点差とすると、続く岡田彰布がセンターフェンス直撃のツーベースヒット!こうなるともう止まらない。

途中出場の北村照文がきっちりバントで送ると、吉田義男監督は平田勝男に代打・佐野仙好を告げる。佐野は追い込まれながらセンターへきっちり犠牲フライを放つ。土壇場で5−5の同点に追いつく。
9回裏、大事なマウンドをまかされたのは2年目の中西清起。三人でぴしゃりと抑える。そして5−5の同点のまま試合は延長戦に。
10回表、二死からバースがヒットをはなつと代走に渡真利克則が出る。ヤクルトは尾花から梶間にスイッチ。しかし掛布雅之はレフトフライで勝ち越しのランナーは還ってこれず。

10回裏も中西がマウンドにあがる。3時間20分を越えるので、規定によりこれ以上の延長はない。
代打・杉村をセカンドゴロ、水谷を三振に打ち取り2アウトになる。カウント2−2から角が打ち返した中西のカーブは力なく転がるピッチャーゴロ。その打球を中西が拾うと、途中出場の一塁手・渡真利に送球。21時59分ゲームセット。
この瞬間、阪神タイガースの21年ぶりのリーグ優勝が決まった。

渡真利がつかんだウイニングボールは、試合後選手全員がサインをし、夏に日航機事故で亡くなった中埜球団社長の霊前に届けられた。

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